amazon music unlimitedでU.S. Black Disk Guide音源を探す旅 No.506

音楽

KLYMAXX / Meeting In The Ladies Room

LP (Constellation MCA -5529)

Producer: Bo Watson, Vincent Calloway

[A] (1) The Men All Pause (2) Lock And Key (3) I Miss You (4) Just Our Luck [B] (1) Meeting In The Ladies Room (2) Video Kid (3) Ask Me No Questions (4) Love Bandit (5) I Betcha

グループの2枚看板だったジョイス”フェンデレラ”アービーとバーナデット・クーパーが89年に相次いでソロに転向してしまったため、現在は3人編成での活動を行っているクライマックス。

彼女達が女性のみの大型セルフ・コンテインド・グループとして81~87年にかけてリリースしたアルバムは4枚、すべてソラーからのものだ。

グループに確かな実力があるのは勿論のこと、それに加えてプロデューサーに恵まれたことも相乗し、その4枚何れもが優れた内容を携えているが、とりわけ充実の極みを示しているのはこの3枚目であろう。

レイクサイドのS.ショックリーはA(1)の超クールなファンク・トラックを、ジャム&ルイスはA(2)の粘着力の強いハードコア・ダンサーを、そしてミッドナイト・スターのキャロウェイ兄弟+ボ・ワトソンはアルバム『ノー・パーキング』で示したビート・フォーマットを騎虎の勢いで流用してしまったようなB(1)(4)のダンス・チューンを各々プロデュース。

彼女達が自ら手掛けた作品なら涙、涙のスローA(3)だろうが、これは12インチ(MCA 23539) がスゴイ。

転載:U.S. Black Disk Guide©細田日出男

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