LP (Hoodisk HO-004)
Producer: Milton Moore, Scott Harralson, Gerald Robinson
メンバーの詳細は不明だが、どの顔も実に歌えそうなツラガマエのロスを中心に活動している4人組。
70年代のドラマティックス等が確立したグループ・サウンドを踏襲した、タイトなハーモニーとソウルフルなリードがおりなすバラードの数々。
インディ特有のほんの少しの”暗さ”もここでは長所に聞こえる程。
ほんとにどの曲も泣かしてくれる出来だ。
こんな実力グループも84年発売の12インチ”Sexy Chile” (同 1208)というファンキー・タッチのダンサーのリリース以後何のおとさたもなく、あらためて現実のキビシサを感せずにはいられないといったところ。
同じくロス周辺のローカル・グループのアルバムとしては、フル・フォース(ニューヨークのファンキーな連中とは同名異グループ)の”A Long Way Together”(Castle 7080)もファンキー・ナンバーを含むものの、相当に秀逸なハーモニー・バラードが聞けるのでここに推薦しておこう。
転載:U.S. Black Disk Guide©高沢仁
say-G’z 補足
Amazonリンクは上記アルバムとは曲順が違いますが、未収録の12インチも含みます。
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