LP (Devaki DKH-4401)
Producer: Bobby Massey
オハイオ出身の4人組でメンバーはラリー・ハンコック、リオ・グリーン、アル・ボイド、ラッセル・ワッツ。
オージェイズに発見されデビューする。
「カム・バック・ホーム」というシングルが初レコードで、ツイン・リードのラリーとリオが交互に息もつかせぬシャウト合戦を繰り広げるといった、グループ史上に燦然と輝く曲だ。
今でも語り草となっている彼らの出演したソウル・トレインの映像は脳裏に焼き付いて離れない人が多いと聞くが?
そのトゥルースのアルバム(アルバムはこれ1枚のみ)では、4人いたメンバーがリードの2人を残して抜けてしまうが、歌そのものは相変わらず素晴らしい。
元オージェイズのボビー・マッシィのプロデュースにより、オージェイズ的なミディアム中心だが、A(2)、B(1)(3)のスローも聞き物。
A(2)、B(1)は特に最高の出来で、先輩オージェイズに一歩も譲らぬ力量を見せつけてくれる。
彼らは後にフィリー・グルーヴで1枚シングルを、リードのラリー・ハンコックは88年にフランス盤のソロ・アルバムをリリースしている。
転載:U.S. Black Disk Guide©久保田泰弘
say-G’z 補足
上記シングル「カム・バック・ホーム」もボーナストラックとしてAmazon Musicで聞けます。
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