LP (GRC GA -5005)
CD (Pヴァイン PCD- 2857)
Producer: Dee Ervin, Dave Ferguson
ミシガン州カラマズー出身の7人組だが、同郷のザ・マイティ・エレガントのA(3)を取り上げたことが成功へのきっかけとなった。
成功したのがシカゴ、プロデューサーはディー・アーウィンでウエスト・コースト、録音地はアトランタとまるでバラバラだが、LPとしての統一感はある。
とにかく、A(3)は73年にビッグ・ヒット、”レア・グルーヴ”の名作として知られる実に力強いファンク・ナンバーだ。
リードのウォルター・カーターの歌も最高にカッコいいし、演奏もローカル・バンドの域を脱している。
それに似ているのがB(2)で、この2曲がやはり飛び抜けている。
2番目のヒット曲となったB(3)も悪くない。
A(1)やB(1)では意外にオーソドックスな面も見せていて、ヴォーカル・グループとしての可能性をのぞかせている。
まさにその通りで、77年に2枚目の”Sons Of The Gods” (Salsoul 5514)を作った時には、マスカレイダーズの「コール・ミー・トラヴェリン・マン」を歌うなど、ヴォーカル・グループとしての意欲を見せた。
反面ディスコ色は強まり、ファンク度は薄まっている。
転載:U.S. Black Disk Guide©鈴木啓志
say-G’z 補足
youtube music では”But It Sure Is Funky“というコンピレーションアルバムで配信されています。
オリジナルアルバム仕様に変更したプレイリストをリンク貼り付けしていますが、聴けるのかなぁ?
サブスクじゃ嫌な方はコチラ↓
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