youtube musicでU.S. Black Disk Guide音源を探す旅 No.157

音楽

THE BRIDES OF FUNKENSTEN / Funk Or Walk

LP (Atlantic SD-19201)

Producer: George Clinton

【A】(1) Disco To Go (2) War Ship Touchante (3) Nappy (4) Birdie 【B】(1) Just Like You (2) When You’re Gone (3) Amorous

78年のデビュー作。

この時のメンバーはドーン・シルヴァとリン・マブリィ(2人ともゴスペル出身で、スライ・ストーンのもとでバック・コーラス隊としての経験があったという)。

同年カサブランカからデビューしたパーレットと並ぶ、Pファンクを代表する女性コーラス・グループである。

バックを務めるPファンクのミュージシャンの総指揮を取るのは、無論、御大ジョージ・クリントン。

ただし、A(1)のみブーツィが共同プロデュース。

それもその筈、この驚異のファンク・チューンは、ブーツィーズ・ラバー・バンドの「神の名はブーツィー」がベースになっているのだ。

臨場感あふれるイントロ、極太のベース・ライン、ビートの隙間を埋めてゆくホーン・セクションとまさにスペクタクルの連続だ。

B(3)も甲乙つけ難い強力ファンク・ナンバー。

ゲイリー・シャイダーが好アシストを施すA(4)、ドラマティックスのラリー・デンプス&ロン・バンクスのコーラスを配した正統的なB(1)(2)も良い。

アルバムは翌年にもう1枚、”Never Buy Texas From A Cowboy” (同 19261)がある。

転載:U.S. Black Disk Guide©細田日出男

コメント

タイトルとURLをコピーしました