LP (Atlantic SD-7294)
Producer: Joel Dorn, Jimmy Douglass

73、4年頃、ウォーとかマンドリルがブラック・ロックとかいって騒がれたときに抬頭したグループ。
彼らに比べるとまるで実績は上がらなかったが、それゆえに二流と見られるとしたら残念だ。
確かに、この時代の風潮でロックありポップありの雑多な様相を兼ね備えてはいるが、このブラック・ヒートは一味違う。
ワシントンDCで70年頃結成された8人組で、初期ではラルフ・マクドナルドもメンバーに入っていた。
デビューLPは71年(Atlantic 7237)だったがまるで当たらず、74年の本LPでようやくA(1)のヒットが出た。
かなりまとまりを見せるようになったファンク・ナンバーだ。
この頃はギターのブラッドリー・オーウェンズを中心にする7人組となっていたが、主にリードを取るのはベースのネイマン”チップ”ジョーンズで、この人はユニフィックスのメンバーだったこともある人。
どうりで、アル・ジョンスンの曲がB(4)(5)にあるわけ。
中ではA(1)~(3)のファンク三連発が圧倒的で、重い雰囲気が漂うA(3)は特にぼく好み。
スローのB(3)も実力発揮だが、3枚目(同 18128)ではややコケた。
転載:U.S. Black Disk Guide©鈴木啓志
コメント